泉のマーケティング解説ブログ
2024.08.17
儲かる店の選定5か条 | (その1)店舗出店成功の秘訣
私がコンビニの店舗開発時代と独立後の現場での業務経験を通して確信したことは、コンビニの店舗出店場所選定方法はすべての業種業態に通用するということです。
ここでは、私が2万店舗の出店から学んだ真実と、それを基にした儲かる店の選定5か条をお伝えします。
新しい視点:2万店の出店が教えてくれた真実
あなたがこれから新規で店舗商売をスタートし、自社の商品・サービスをブランドとして継続的にブランディングしていくために、この5か条をぜひ参考にしてください。
その1: 事業にあっていない場所は売れない
約2万店舗の出店を通じて分かったことは、どんなに商品が優れていても、事業にあっていない場所では売れないということです。
同じ商品・サービス、同じ販促活動をしても、立地が適していないと成果は上がりません。逆に、事業にあった場所では誰が経営しても成功しやすいのです。
儲かる店の選定5か条
第1条:事業コンセプトの「誰に」「何を」を明確にする
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出店場所を選ぶ前に、まず自分の事業コンセプトを明確にしましょう。
誰に向けて何を提供するのかが明確であれば、その後の「どこで」を選ぶ作業がスムーズに進みます。
コンビニが成功した理由の一つは、事業コンセプトがしっかりしていたからです。
第2条:データを活用して現地調査を行う
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経験と勘だけではなく、データを活用して現地調査を行いましょう。
人口動態や競合状況、交通アクセスなど、さまざまなデータを収集し、客観的に判断することが重要です。
これにより、事業に適した場所を見つけることができます。
第3条:顧客層を意識した立地選定
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提供する商品やサービスにマッチした顧客層が多く存在する場所を選びましょう。例えば、若いファミリー層をターゲットにするなら、子育て世代が多く住む住宅地が適しています。
第4条:現地でのフィールドワークを怠らない
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データだけでは見えない現地の雰囲気や人の流れを把握するために、実際に現地を歩いてみることが大切です。これにより、顧客の動線や隠れたニーズを発見することができます。
第5条:継続的な検証と改善
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出店後も継続的に顧客の反応や売上データを分析し、必要に応じて改善を行いましょう。環境の変化や新たな競合の出現に対応するため、常に現状を見直すことが重要です。
まとめ
これから新規出店を考えている方や、既存店舗の売上を伸ばしたい方は、ぜひこの5か条を参考にしてください。
コンビニの成功事例から得たノウハウを活用することで、あなたの店舗経営が一層繁盛することを願っています。
「立地は商売の神様」という言葉の意味を実感し、成功への道を歩んでください。