泉のマーケティング解説ブログ

2024.08.27

立地を知れば、口説きは100発100中 (その2)

応援団(社外協力業者)が思うように動かない

前回述べた伝え方がさらに効果的であると実感したのは、社外協力業者の店舗開発協力者(約150名)を戦力化した時の経験からです。

自社の店舗開発新人教育と同じ方法で戦力化できれば、物凄い成果が上がると考えていましたが、この方法は全く通用しませんでした。

誤ったアプローチ

店舗開発協力者はサポートの立場であり、店舗開発が本業ではありません。
私の思い込みは、大きな過ちでした。

立地や選定に興味がある少人数なら実現可能かもしれませんが、150名となると対象者の考えもそれぞれで、私の専門的な説明は理解されませんでした。

シンプル且つ具体的な説明


そこで、シンプルかつ具体的にやるべき行為を伝えることにしました。
顧客を4分類する切り口で説明すると、店舗開発協力者の皆さんの理解が一気に進み、サポート活動の質も上がり、大きな成果に結びつきました。

サポート行為に興味が湧き、主体性ある行動に変わったのです。

顧客4分類法の効果

前述の芦原さんと出会った時から、店舗立地選定方法を伝える際には、お店に来るお客様を4分類する切り口で説明することが重要だと確信しました。

これにより、初めての人にも分かりやすく、興味を持って次のステップに進んでもらえるようになりました。

具体的な顧客4分類法

1.常連客(リピーター)
お店を頻繁に利用するお客様。安定した収益をもたらし、口コミで新しい顧客を呼び込む役割も果たします。
2.一見客(初めてのお客様)
一度だけ来店するお客様。リピーターになってもらうための工夫が必要です。
3.潜在顧客(近隣に住むがまだ来店していないお客様)
店舗の存在を知らない、もしくは興味を持っていないお客様。広告やプロモーションで来店を促します。
4.離脱客(以前は来店していたが最近来店していないお客様)
再来店を促すための施策が必要です。アンケートやフォローアップで原因を探り、改善します。

シンプルな説明の効果

シンプルな説明を行うことで、相手が何をすれば良いかを具体的に理解しやすくなります。専門用語や複雑な概念を避け、具体的な行動を伝えることが重要です。
これにより、相手は行動に移しやすくなり、結果として大きな成果を上げることができます。

まとめ

店舗開発協力者に対しても、シンプルかつ具体的な説明が効果的です。
顧客を4分類する切り口で説明することで、初めての人にも分かりやすく、興味を持ってもらうことができます。
相手の立場に立ち、理解しやすい言葉や具体例を用いて説明することで、サポート活動の質を向上させることができます。
次回は、具体的な事例と顧客4分類法のさらなる活用について詳しく説明します。

ここにエントリー本文を書きます。

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