泉のマーケティング解説ブログ

2024.09.03

富士そばさんの主たる顧客のブレークダウン

あなたが富士そばさんの店長だと思い、主たる顧客のブレークダウン(分類)を以下の空欄に埋めてみましょう。

主たる顧客のブレークダウン

どんな人?

時間に余裕がなく働いている人

仕事中や仕事帰りのオフィスワーカー

短時間で食事を済ませたい人


いつ?

ランチタイム

仕事終わりのディナータイム

深夜の帰宅途中


頻度?
平日ほぼ毎日
週に数回

どんな時?
忙しい時
休憩時間が短い時
帰宅途中で手早く食事を済ませたい時

手段は?
徒歩
公共交通機関利用後の徒歩

ブレークダウン(分類)を行った結果のサンプルです。

ブレークダウン(分類)結果のサンプル

どんな人?

時間に余裕がなく働いている人


いつ?

ランチタイム、仕事終わりのディナータイム


頻度?
週に数回

どんな時?
忙しい時、休憩時間が短い時、帰宅途中で手早く食事を済ませたい時

手段は?
徒歩

富士そばさんの「顧客4分類表」での位置

富士そばさんの主たる顧客のブレークダウンを基に、富士そばさんの位置を以下のように顧客4分類表に配置します。
  • 住んでいる人: 低
  • 働いている人: 高
  • 前を通る車 : 低
  • 前を歩く人 : 高

富士そばさんの出店場所

富士そばさんの主たる顧客は、働く人が多いオフィス街と駅を結ぶ人の流れ上に位置し、特に駅に近い場所です。
実際に富士そばさんが出店している場所も、この位置に合致しています。

ゆで太郎システムさんを例にした顧客4分類表

ゆで太郎システムさんの場合、主たる顧客が異なるため、顧客4分類表の位置も異なります。
  • 住んでいる人(ファミリー層): 高
  • 働いている人: 中
  • 前を通る車(営業車): 高
  • 前を歩く人: 中

まとめ

「誰に」が明確であれば、「何処で」が決まります。
例えば、富士そばさんのように働く人をターゲットにする場合はオフィス街や駅近が理想的な立地となります。
一方で、ゆで太郎システムさんのように住んでいる人や車での利用を主たる顧客とする場合は、住宅街や駐車場が確保できる場所が適しています。

同じ商品・サービスでも、「誰に」が異なれば「何処で」も異なることが理解できたでしょうか?
これを応用することで、あなたのお店の立地選定がより効果的になります。

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