泉のマーケティング解説ブログ

2025.05.16

ご近所マーケティングの成功事例紹介(多様な店舗経営者の取り組み)

弊社は多様な店舗経営者の方々と一緒に、ご近所マーケティングに取り組んでいます。
飲食店だけでなく、鍼灸整骨院、整体院、エステサロン、パーソナルジム、建設会社、リフォーム会社、バラエティーストア、コンビニエンスストアといった様々な業種の店舗で成功を収めています。
今回はその中でも特に効果的だった取り組みをいくつかご紹介いたします。

立地は商売の神様

importance of store setting for retailing business
「立地は商売の神様」とは、リアル店舗で商売をする全ての人に恩恵をもたらす考え方です。

この理念を基にした『ご近所マーケティング』という独自のマーケティング手法を紹介します。

事例1 パーソナルジム経営 高杉さんとの取り組み

case study by personal gym
高杉さんは、2021年4月にマンションの一室でパーソナルジムを開業されました。

彼から「1万枚のチラシをどう配布したら効果的か?」という相談があり、『ご近所マーケティング』を導入しました。

ご近所マーティングの3つのポイント

1.データで近所を見える化
2.現地で顔の向きを知る
3.現地で建物を見る

これらを実施した結果、スタジオから200m以内に高額分譲マンションが700世帯あることが判明しました。
そこで、1万枚を広く配布するのではなく、700世帯のマンション群に14回配布する方が効果的だと仮説たてました。

40〜50代の健康意識の高いビジネスマンをターゲットに絞り、チラシを3回配布しました。
まだ顧客は来店していませんが、これは高杉さんとの計画内であり、今後も仮説を立てて継続的に挑戦していきます。

チラシの変化

初期の業者作成のチラシと、『ご近所マーケティング』を通じて高杉さん自身が作成したチラシを比較すると、後者の方がターゲットに響くメッセージが含まれています。

この取り組みを通じて、顧客設定が明確になり、SNSの情報発信のコンセプトも定まり、反応が良くなりました。

事例2 整体院、鍼灸接骨院、サロン経営者との取り組み

コンビニエンスストアなどの小売業では、詳細な顧客データの収集が難しいですが、整体院や鍼灸接骨院、サロン経営者は顧客カルテとして詳細なデータを持っています。
このデータを全体像で捉え、活用することで、より効果的なマーケティングが可能になります。

具体例 30代の整骨院経営者

case study by osteopathic house
10年以上続いている整骨院を引き継いだ経営者からの相談で、「スポーツという点で差別化したい」という要望がありました。

直近の300名のデータを分析した結果、9割の顧客が徒歩5分圏内から来院していることが分かりました。

この結果をもとに、地域に認知されている整骨院の強みを活かしながら、新しい挑戦を行う方針を立てました。

まとめ

ご近所マーケティングは、リアルな店舗にとって非常に重要な手法です。
『ご近所マーケティング』は、データ分析と現地調査を組み合わせることで、効果的なマーケティングを実現します。各店舗経営者がこの手法を取り入れることで、確実な成果を上げています。

より詳しい情報や具体的な事例に興味がある方は、以下のリンクからご覧ください。

詳細は こちら でご確認ください。


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