泉のマーケティング解説ブログ

2025.05.17

ご近所マーケティングの成功事例紹介(コンビニエンスストアでの取り組み)

ご近所マーケティングを導入することで、コンビニエンスストアの経営者と従業員がどのように成功を収めたかをご紹介します。

今回は、店舗経営15年、現在4店舗を経営している40代の経営者の1店舗で『ご近所マーケティング』を実施した結果を詳しくお伝えします。

コンビニエンスストアでの取り組みと気付き

経営者と従業員が協力し、『ご近所マーケティング』を行うことで、以下のような気付きと成果が得られました。

従業員の声

「ご近所マーケティングって何?と思ったけど、自分たちからお客さまの情報を知れるんだっていうことが一番びっくりした。

お勧めしたいものを見つけてチラシ作って大変だったけど、もう一回違う商品をお勧めしたい、また他の店舗でもやってみたい。」

店舗経営者の声

「15年やって改めて待ちの商売をやっていたということを感じた。

結局来てくださったお客さまを分析して、ずっとお店をやってきたが、我々の商売の仕方は、根本はやっぱり近隣に住んでくださる方であり、近所に住んでいるお客さまをターゲットにしていく必要がある。

そこに視点を向けていなかったし、それに対応した品揃えもきちんとできていなかったと改めて強く知るきっかけになった。」

ご近所マーケティングの3つのポイント

1.データで近所を見える化
2.現地で顔の向きを知る
3.現地で建物を見る

経営者と従業員の方3名がこの3つのポイントを実施し、現地を歩き住民データと建物を確認しました。その上で、マルチアイスクリーム、冷凍食品、ソフトドリンクの中からご近所の住民に価値ある商品を1つ選び、伝わるチラシを作成しました。

驚きの成果

performance improvement by consultation
そのチラシをターゲットに配布したところ、配布日からすぐに来店され、商品が購入されました。

この店舗では前年割れしていた商品が、前年比250%の販売となり、結果に驚かされました。

これにより、従業員の主体的な取り組みも促進され、ワクワクしながらお勧めする商品を見つける姿勢が生まれました。

まとめ

『ご近所マーケティング』は、店舗の成長エンジンとして非常に効果的です。

コンビニエンスストアなどの商店でも、ご近所マーケティングを普及させ、地域に愛されるオンリーワンのお店を目指しましょう。


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