お客様の声

2024.03.28

コンビニオーナーが激戦区を『ご近所マーケティング』で勝ち抜いた!

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商標登録は10年前に音楽の分野で取得した後、すっかりご無沙汰になっていました。 長い年月を経て、今回、2個目の商標登録申請で色々と悩んでいたので、思い切って 二間瀬さ
【背景
激戦区で生き抜くための新たな一手

セブン-イレブンのフランチャイズオーナーとなってから、
早いもので十数年。
真面目に経営に専念してきた結果、売上は順調に伸びていき、近年では店舗の建て替えも実施することができました。
ところがそれから3年後、売上が伸び悩むようになります。
  
不安と焦りから商圏を改めて確認したところ、ただでさえコンビニ激戦区であるこのエリアに、わずか3年の間で新しいコンビニが2店もオープンしていたことが分かりました。
今まで通りの努力を重ねたとしても、結局は他店も同じことやっている。
新しい一手を打たない限り、このコンビニ激戦区で生き残るのは難しいと感じるようになりました。
  
そんな中、たまたま「立地は商売の神様」という本を手に取ります。
著者は、セブン-イレブン・ジャパンで店舗開発に携わってきた経歴を持つ泉裕幸さん。
興味を引かれるままに読んでみると、今まで発想もしなかった店舗経営の手法が事細かに書かれていました。
ひと言でいえば「お客さま一人ひとりの暮らしに着目したマーケティング」。
これまでの大手コンビニチェーンが得意としてきたマスに向けたマーケティングとはまったく逆の発想であることに衝撃を受け、泉さん率いるご近所マーケティングさんにお力を借りようと決意しました。
【効果
お店とお近所がつながった瞬間

面白いことにご近所に向けてPRした商品だけが、急激に売れるようになりました。週に5,6個しか売れなかった定番のスナック菓子が、突然30個も売れるようになるほど。まさに当店とご近所がつながった瞬間だと感じました

また副次的な効果として、スタッフたちのモチベーションも向上したように思えます。というのも、これまでは決まったオペレーションを繰り返すばかりでしたが、今ではPRする商品を選定したり、チラシを制作したり、ご近所マーケティングさんのコンサルを受けたり、おのおの楽しみながら仕事に取り組んでくれるようになりました

一方で、泉さんは私たちにこう釘を刺します。「地道な活動を続けていかなければ、なかなか売上にはつながらない」。本当にその通りだと思い、現在もお客さまのことを知る努力を重ねているところです。
まだまだ店舗改革は始まったばかりですが、引き続きご近所マーケティングさんのお力を借りながら地域の皆さんに必要とされるコンビニを目指していきたいと思っています。
【実践
ご近所の皆さんの暮らしを知れば、ニーズはおのずと見えてくる

まずは、お客さま一人ひとりの暮らしを知る。そのために実践したのが、店舗の半径350m圏内をスタッフと歩くといった活動です。ポイントは、各ご家庭の暮らしぶりを想像しながら歩くこと。これを実践していくと、ご近所の皆さんの潜在ニーズがイメージできるようになりました。

たとえば、スーパーのないこのエリアにお住まいの方は、遠出するタイミングで食材をまとめ買いされていることが想像できます。徒歩圏内にあるはずの当店をご利用になられない理由は、おそらくコンビニの商品は高いというイメージを持たれているから。ならば、当店にもスーパーと同等の価格・品質の商品が置かれていることをPRしよう。実際、セブン-イレブンの商品ラインナップには、有名メーカーが製造するお菓子類や調味料、加工食品などが数多く含まれているのです。

ご近所マーケティングさんのご指導のもとで作成したチラシを狙ったご家庭にお配りし、店頭にPR商品を並べました。すると、明らかな変化が数字として現れるようになったのです

スタッフさんの声

「自分たちが売りたい商品ではなく、お客さまがうれしいと思える商品をおすすめしましょう」といったご指導を受け、接客の考え方が大きく変わりました。
イシカワさん

ご近所を歩いてみよう、チラシを制作してみよう、動画を撮ってみようなどなど、次々と新しいことにチャレンジさせてもらえるので、働くのが楽しくなりました!
クボヤマさん

「お店の中のお客さまだけではなく、外のお客さまも見ましょう」といったご指導はとても新鮮でした。また苦労しながら制作したチラシへの反応が見られたときはうれしかったです!
ワラシナさん